2016年12月28日
シールを貼って服用薬を便利に管理できるお薬手帳
医療機関で治療を受ける時は、現在服用しているお薬を全て医師に伝えることこが大切です。お薬には飲み合わせがありますので、医師が治療薬を処方する際の重要な判断材料になります。そこで役立つのがお薬手帳です。多くの調剤薬局では、処方薬の名前や料金をはじめ、処方日時などを印刷したシールを添付してくれます。そのシールをお薬手帳に貼れば、服用中のお薬を簡単に管理でき、現在飲んでいるお薬を医師に告げる時にも大変便利です。
調剤薬局に頼めば大抵無料でもらえるので、初めて処方箋を出してもらう場合や、まだお持ちでない場合はもらっておくと良いでしょう。また、この手帳は各医療機関ごとで複数冊を使い分けるのではなく、一冊にまとめて使うことが肝心です。そのことで、各医療機関の処方薬を一元管理できるようになり、それぞれの医師に服用薬を示す時も効率的になります。そして、処方箋のシールで手帳がいっぱいになりましたら、新しい手帳をもらってください。
一方、調剤薬局でお薬を処方してもらう時も、この手帳を事前に提示しておきましょう。薬剤師の方にもお薬の飲み合わせを確認してもらえますので、二重の安全管理になります。調剤薬局によりましては、処方箋と同時にお薬手帳の提出を求める店舗もありますが、そうでない場合にも、この手帳を提出することをおすすめします。そのほか、ドラッグストアなどで市販の医薬品を購入する場合でも、店内の薬剤師の方へこの手帳を見せれば、適切なアドバイスをしてもらえます。